驚きです。3月下旬のことです。飛ぶヤマドリを見ました。
林道のカーブの先、オレンジの物体が現れました。何とヤマドリです。

予想だにしなかったので眼鏡は帽子にかけたまま。焦点を合わせるのは勘に任せてカメラを起動させました。
早くシャッターを切らないとすぐに見えなくなります。カメラもヤマドリの動きに合わせ焦点を絞っていきますが、大変難しいショットとなりました。
良い写真は少ないですが、出てきた時から順に追っていきます。
左から出てきました。少しこちらに向かって進んできます。そして右に体を向けます。そのまま移動です。
やがて低い尾根に上がっていき見えなくなりました。すぐに2メールほどの尾根に駆け上がり下を見ました。ゆっくり歩いています。

最後に見えたのは尾っぽだけでした。

さてそれからです。バサッと羽音がして左から右へ何かが飛んでいきました。びっくりしてその方向を見ていると、また一羽左から飛びました。今回ははっきりとオス、とわかるヤマドリです。
普段のヤマドリは地上を歩いていて、余程危険を感じないと飛ぶことはまれです。今回は危険を感じたというより、林道を一気に超えたかった、と思われます。
そして数分後、またオスが元いたほうへ飛びました。
まるで映画を見ているようでした。尾の長い極彩色(ちょっとおおげさかな)の鳥が地上2~3mを右へ左へと飛んだのです。
呆然自失とはこんな場合に使う言葉ではないでしょうか。
しばらく動けませんでした。
おまけ:あまりにも印象的な出来事だったので、4コマ漫画にしてみ ました。 byアクトパルスタッフ

